lanケーブル選びでおさえておきたいのは、接続する機器の最大通信速度に対応しているカテゴリの製品を選ぶということで、利用している機器の通信速度が分からない場合、lanケーブルには下位互換性があるのでカテゴリ6以上のものを選ぶのがおすすめといえます。現在のlanケーブルは最新の規格がカテゴリ8となっており、このカテゴリでは通信速度が40Gbps、周波数が2000MHzを有する高速通信が可能となります。カテゴリ6の8倍の周波数帯域まで対応しているため、より多くのデータを転送することができますし、ノイズへの耐性も高く高速で安定したネットワーク環境の構築が可能になるので、現在では主にデータセンターなどの業務用として利用されています。カテゴリ7のケーブルは、カテゴリ6と変わらない通信速度となっていますが、対応周波数が広くなっているのが大きな特徴といえます。

ケーブルにはノイズ耐性に優れた二重構造のSTPケーブルを採用しており、業務用・家庭用どちらでも快適に使うことができるので、lanケーブルの選び方が分からないといった人でも安心して購入することができます。他にも形状や長さ、単線・より線など、lanケーブルの選び方のポイントはさまざまにあり、一見同じように感じても製品によって耐久性などが違ったりもするので、名が知れ渡っているような有名メーカーから厳選して用途に合ったものを選ぶことが賢い選び方といえます。