パソコンは元々、理科系の人々だけが使う専門性が高い道具でした。しかし、近年では見事に各分野へと浸透しました。以前は大学や研究機関においてのみ、限定的に使われていた製品も、今ではごく一般的な企業のオフィスに多数置かれています。職種に関係なく、最近のサラリーマンは皆、日常業務をパソコンで進めています。
もちろんアナログ的な事務仕事も残されてはいます。しかし、メインの道具は完全にパソコンとそのソフトウェアに移り変わっています。文書作成や簿記やプレゼン資料の作成や管理等、こういった事務仕事は完全にデジタル機器へとシフトしています。ビジネス関連のデータは全てデジタル的に管理した方が組織も、サラリーマンも楽、今ではそういった時代になりました。
学力がいくら優秀でも、現実問題としてパソコンがまるで触れなければ、ごく普通の企業においても、サラリーマンとして働く事が出来ません。最近の大学生はネットについて詳しいです。しかし、それはあくまでタブレットやスマートフォンを使ってのお話であり、逆にそのスキルがゼロの若者が近年増えてきました。20代後半から30代の世代は、丁度学生時代に、中学の教室や高校の教室でそういったスキルを学んでいるため、事務仕事をサクサクと進められます。
パソコンスキルが殆ど無い事は、残念ながら就職活動の時に大きなハンディキャップとなります。もし不安を感じるのであれば、個人的に街の教室に通ってみましょう。最近は就職活動にむけて教室に通う学生も増えてきており、何も恥ずかしい思いを抱く事は無いです。