lanケーブルのコネクタにもいくつかの種類がある

by:

lanケーブルコネクタ生活/暮らし

lanケーブルには、コネクタにも規格が定められています。カテゴリーなどの通信速度に関する規格は、選ぶ上で重要なこともあって意識する人は多いでしょうが、コネクタの規格もlanケーブルを選ぶ前にしっかりと把握しておきたいものです。lanケーブルをコネクタの規格で分ける場合、現在販売されているケーブルはおおむね4種類に分けることができます。このうち現在もっとも普及しているといえるのは、RJ45とよばれる規格です。

RJはRegisteredjackの略で、日本語では登録済みジャックと訳されます。lanケーブルのコネクタをよく見ると、8つのピンとよばれる接続場所に8本の銅線が1本ずつ接続されていることがわかります。これがRJ45のプラグの特徴です。なお、RJ45は俗称で、正式な規格の名称はANSIやISOなどが定めています。

一方、RJ45以外の3種類の規格は、カテゴリー7のlanケーブルのコネクタで採用されました。3種類のうち、RJ45との互換性を維持しているのはGG45という規格です。GG45には、RJ45と同じ位置にある8つの端子を利用するモードと、両端の4端子と新設の4端子を用いるモードがあり、前者がカテゴリー6A以前の規格に、後者はカテゴリー7に対応しています。この他の2つの規格はARJ45とTERAで、どちらもプラグの形状が従来とは全く異なっていて互換性はありません。

カテゴリー8ではふたたびRJ45に戻っているので、ARJ45とTERAは現時点ではどちらもカテゴリー7専用となっています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です