タンザニアでのお仕事が終わると、
やちのいるウガンダまで40時間バスに揺られる。
日中は暑く、サウナのよう。
二つの国境を超える頃は標高も高く、震えるような寒さ。
揺れるというより、跳ねて過ごす悶絶の40時間。
もちろん外国人は私だけ。
バスの名前は「スパイダー」。
このバスにはもう何回も乗ったんで、
そりゃま~エピソードも多いけど、
今日は野ションネタ。
40時間中、きちんとしたトイレ休憩は2回。
プラス2回の国境で、用を済ませることができる。
でも、わりとポイントが偏っているので、
いつももれそう。
私だけでなく、地元民みんなもれそう。
外が真っ暗になったころ。
もっていったクッションをお股におしつけて、
我慢していたそのとき、
やっときたトイレ休憩。
もちろん、野原。
巨体のアフリカママも、子供も、スタイル抜群のお姉さんも、
みんな草むらへ消えていく。
私も、もれそう。
「ふ~」
助かった。と思いバスへ戻る。
誰かが私の肩をたたく。
暗闇に見えるのは白い眼と白い歯だけ。
「なになに?」
超怖いんですけど(笑)
おばちゃん
「あんたお尻も真っ白なんやな、びっくりしたわ」
と申す。
てか、私のほうがびっくりしたわ!